どうも、ちゃんよつです。
今回はおもしろいのになぜか恵まれなかった名作(個人的にはそう思っている)シャーマンキングについてまとめてみようと思います。
僕の中ではジャンプ漫画で結構上位にくる作品です。当時打ち切りになったのがなぜか今も分かりません。
そして続編Flowersの再開を今も心待ちにしています。シャーマンキングらしくゆっくりで良いのでw
ついに待ち望んでいた続編が連載開始されました!
感想は以下にまとめてあるので気になる方はぜひ^^
あらすじ
森羅学園中等部に通う少年・小山田まん太は、ある日の帰宅途中、墓場で幽霊と戯れる少年と出会う。少年の名は麻倉葉。彼は霊と様々な交流ができる者、シャーマンと呼ばれる者達の一人だった。彼は500年に一度行われるシャーマン同士の戦い、シャーマンファイトに参加するために上京してきていた。「シャーマンファイト」、それは全世界のシャーマンを統べる「シャーマンキング」を決める戦い。葉と友人になったまん太は、彼を通じて様々なシャーマンたちと出会い、その戦いを目撃していく。wikipediaより引用
キャラクター紹介
麻倉葉
本作の主人公。生前鬼人として恐れられた侍の霊、阿弥陀丸を持霊とし「楽に生きられる世界」を作る為シャーマンキングを目指している。性格はのんびりしていてとにかくゆるい。
恐山アンナ
葉の許嫁。逆らうものには誰彼構わず暴力を振るう。シャーマン界のファーストレディを目指す為葉には厳しい特訓を課し続ける。しかし葉に対する信頼と愛情は厚い。(詳しくは恐山ル・ヴォワール編を読んで頂きたい)
小山田まん太
葉にとって初めての人間の友達。葉の影響で霊が見えるようになるが、シャーマンではない。主要キャラでは数少ない普通の人間。
梅宮竜之介
木刀の竜の通り名で知られた元不良。生前は盗賊の首領であった蜥蜴郎(とかげろう)を持霊としている。葉を旦那と慕い初めてからはふんばり温泉板長と自称し、板前修業とシャーマン修業に励む。
道蓮(タオ・レン)
意地っ張りで短気でプライドが高い。1800年前から道家に仕えていた騎馬隊長の霊、馬孫を持霊とし「憎しみのない世界」を作る為シャーマンキングを目指している。序盤では葉のライバル的な存在であったが、次第に友情が芽生える。
ホロホロ
北海道から上京していたアイヌのシャーマン。情熱的で感情的な性格。フキの下に住む精霊コロポックルのコロロを持霊とし「広大なフキ畑」を作る為シャーマンキングを目指している。
リゼルグ・ダイゼル
ダウジングを使ってシャーマン探偵をしていた父を持つ。また父を殺したハオに深い復讐心を抱いている。ケシの花の精霊モルフィンと天使ゼルエルが持霊。
チョコラブ・マクダネル
インディオの力を使い戦うアフロヘアーが特徴的なシャーマン。ジャガーの精霊ミックと1000年前のシャーマンファイトで活躍した少年の霊パスカル・アバフを持霊とし「世界に笑いの風を吹かす」為シャーマンキングを目指している。
ファウストⅧ世
伝説のネクロマンサー、ヨハン・ファウストの子孫。亡き妻エリザを持霊とし「エリザを蘇らせる」為にシャーマンキングを目指していたが、アンナの助けによりエリザの自我を取り戻すことに成功した。以来葉に協力するようになる。
麻倉葉王(ハオ)
過去に優れたシャーマンだけの世界を作ろうとした大陰陽師にして麻倉家の始祖でもある。死後は野望を果たす為に輪廻転生を繰り返し、シャーマンファイトが行われるタイミングを見計らって葉の双子の兄として蘇った。本作におけるボスである。
玉村たまお
4歳の頃から麻倉家に仕えて修業に励んでいて、密かに葉へ想いを寄せている。持霊はポンチとコンチ。ちなみにアンナよりたまお派が多い気がするが、僕自身はアンナ派である。
アイアン・メイデン・ジャンヌ
ハオ打倒と世界平和を目的とした集団X-LAWSのボスであり「聖少女」として崇拝されている存在。また太陽と正義の神シャマシュを持霊としており、作中数少ない神クラスのシャーマンでもある。
オーバーソウルのデザインがかっこ良い
この漫画の戦闘形態にオーバーソウルというものがあるんですが、そのデザインがめちゃくちゃかっこ良い!
その他にもでっかいロボみたいな天使シリーズなども登場してこれが男心を絶妙にくすぐります。(厨二心ともいう)
個人的には葉とハオの甲縛式オーバーソウル(最終形態)である白鵠と黒雛、天使シリーズでは堕天使ルシフェルのデザインが好きです。

名言が多い台詞
そして先程のオーバーソウルをする為には巫力という力(霊を扱うのに必要なMPみたいなもの)が必要なんですが、この巫力が勝負を決める一つの大きな要素となります。
この巫力というのは心から生まれる力なので各キャラクター求められるのは肉体的な強化よりも精神的な面の成長、つまりは心のあり方がとっても重要。
そのためこの作品では哲学的な台詞の数々や各キャラクターの生まれた背景にある宗教的な思想が濃く描かれています。(仏教、陰陽道、アイヌなどの民族的思想etc)
普段はすごいゆるいんですが、考えさせられるような場面も非常に多い漫画です。

衝撃の打ち切り
そんなおもしろおしゃれ漫画だったシャーマンキングですが、ジャンプ連載中読者アンケートの低迷などの理由から物語終盤で打ち切りになった事で有名です。そしてその終わり方がまた衝撃的でした!

しかしこのみかんからは未完が意味され、いったいどういう形でいつ再開するのか?当時ファンは揺れに揺れたのです。
確かにゆるくて自由でジャンプらしい作品ではなかったかも知れないけど…面白かったのに。
そしてファン待望の最終回が完全版で復活!
衝撃のみかん(未完)ENDから約4年経った2008年ついにシャーマンキングは復活を遂げるのです!
しかも380ページ以上の書き下ろし+400点に及ぶカラーイラスト、加筆修正が施された完全版で!
これが実際の完全版表紙。(筆者の私物である)

カバーをつけるとオーバーソウルする仕組みになっていてめちゃくちゃかっこ良い。
そして開くとさすが完全版!
カラー絵も充実していてまさにファン待望のカムバックといっても過言ではありませんでした。
そして肝心な打ち切りになったみかん(未完)END以降ですが、ホロホロとコロロの過去だったり、葉とシルバの対決など熱い展開が繰り広げられます。
激闘の末、ついに迎えた圧倒的なラスボスハオとの対決ではなんと倒さずにハオの心を救済するというこれまたなんともシャーマンキングらしいラストで無事に完結!
最後のコマのマタムネ?らしき猫とハオが微笑み合っているのが印象的でした。

アニメ化もされてる

シャーマンキングはアニメ化もされていて当時小学生の僕はよく見てました。終盤の展開こそ違えどアニメ版もなかなか面白いです。
特に林原めぐみさんがアンナ役にドンピシャでOPなども歌われています。僕は未だに聴いています。
ただ唯一言わせてもらうならば恐山ル・ヴォワール編がみてみたかった。(確かドラマCDはある)
そして物語は次世代へ
紆余曲折ありながらも完結したシャーマンキング。その後も各キャラクターのシャーマンファイト参加前などが描かれたスピンオフ作品が発表される中ジャンプ改にて続編の連載が発表されるのです!その名もシャーマンキングFlowers!これまた僕の私物です。

主人公は葉とアンナの子ども花。
その他にも蓮とメイデンの子ども黽や阿弥陀丸、竜にたまお花組の面々などが登場して、ファンの僕にとってはまたシャーマンキングの世界観が!それだけで満足でした。(内容については賛否両論ありw)
またもや打ち切り!続編は?
しかしなんという運命なんでしょう!今度はジャンプ改が休刊になるということでFlowersも突如打ち切りに!
これまたすごい良いところで唐突に終わるw
前回のみかんENDの件があるだけに期待して待っているのですが、2017年現在は再開の情報はありません…
果たして再開はあるのでしょうか?武井先生是非よろしくお願いします。
続報!20周年記念サイトオープン!新章連載開始?
2018年で連載から20周年!それを記念した特設サイトが開設されました。
林原さんが歌われている恐山ル・ヴォワールがBGMというなんとも粋な計らい。
そしてそこにはなんと武井先生直々のコメントと今春新章連載開始の文字が!
ちなみに新しく書き下ろしされたカバーで電子書籍化もされるみたいです!
早速読んでみた感想はこちらから!